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Gattinara DOCG Riserva / Antoniolo

ガッティナーラ DOCG リゼルヴァ / アントニオロ

【タイプ】赤ワイン
【ブドウ品種】ネッビオーロ
【ヴィンテージ】2016年
【産地】イタリア・ピエモンテ州
【容量】750ml
【店主コメント】
【醸造方法等】樹齢45~55年の区画で南西から南向き斜面のアッサンブラージュ。モレーンと火山岩土壌が混ざっている。ステンレスタンクで野性酵母のみで発酵。マセラシオンは12~15日間。温度管理なし。プレス後、1度澱引きをして、スラヴォニア大樽に移し変えてマロラクティック発酵。30ヶ月熟成。瓶詰め後、12ヶ月熟成。
【生産者】アントニオロ
【生産者について】ガッティナーラの老舗

 ピエモンテ北部、アルプス山脈の麓「ガッティナーラ」。緯度はアオスタと同じ。ランゲと比べて年間を通して冷涼。非常に厳しい自然環境。

『この地域ではネッビオーロをスパンナと呼ぶ。スパンナの最高峰とされるのがDOCGガッティナーラ。スパンナの王様と呼ばれる』

 そして、ガッティナーラを質で引率してきたのが「アントニオロ」。1948年に「マリオ・アントニオロ」によって設立された老舗。

『一時期は硬質な酒質を和らげる為にバリック熟成をしていた。バリックは酸素供給量が多いのでワインは多少開くが、結果としては個性である硬質感を隠していることに気がついた』

 1980年代からバリック熟成のガッティナーラも造っ ていた。ヴィンテージ、畑の個性を表現するにはベストではないと判断。現在ではクリュ3種も全て伝統的大樽熟成となっている。 畑は「ガッティナーラ」の丘の南面に12haを所有。 この地域を代表する単一畑を3つ所有している。

「レ・カステッレ」:1.5ha

「オッソ・サン・グラート」: 5.5ha

「サン・フランチェスコ」:3.5ha。

 現在でも「ロザンナ」と彼女の娘「ロレッラ」、息子の 「アルベルト」の家族経営が続いている。1/100まで激減した畑

 1950年代「ガッティナーラ」はワインの王と称され、 山肌は全て葡萄畑だった。今では畑は荒廃し、葡萄畑は森に戻ってしまった。

『葡萄畑は 1/100 まで激減した。反対にランゲは森が開墾され葡萄畑が100倍に増えた』

 50年前までは「ガッティナーラ」は「バローロ」や「バ ルバレスコ」より格上で人気があった。現在では森が増え、彼等の畑は森の中に点在している。森と一体化している畑。

『ランゲと違って葡萄以外の植物と共存している畑。 他の植物や動物、昆虫の影響を受けることが大切。 畑には20種類以上の植物が自生する』

 畑は最小限のボルドー液だけで対処。施肥も行わないので他の造り手のものより彼等の畑の葡萄葉は色が薄い。火山岩土壌(アルカリ性)「ランゲ」との大きな差は土壌。「ランゲ」の粘土石灰土壌と違いアルプスに由来する火山岩が主体。

『マグマが冷え固まった斑岩が豊富。この土壌はアルカリ性に傾きやすく、ミネラルの吸収を促進させる。 ランゲの粘土石灰は酸性でより果実の表現に向くし、重厚なワインになる』

 川を挟んだ向かい側の「ゲンメ」まで降りると海に由来する土壌に変化する。火山岩土壌のネッビオーロ は「ガッティナーラ」と「ボーカ」だけ。 醸造に関しては伝統的に14~16日の長めのマセラ シオンを行いセメントタンクで醗酵(コステ・デラ・セシアのみステンレスタンク)。 「レ・カステッレ」はバリックで熟成させていたが 2008年を最後に大樽熟成に変更された。

『ガッティナーラ最良の畑を所有している。オッソ・サン・グラートとは斑岩の含有量が高く、痩せている。 真南を向き陽光を遮るものがない』

 ワインはしっかりとした骨格を備えている。若い内は 硬さが目立つが2~3年で開き始める。

『レ・カステッレは粘土の比率が高いが、地中深くに岩盤が通っているのでミネラル豊富なワインになる。 硬いワインなので以前はバリックに入れていたが、 今では硬さを表に出している』

 生産量は年間4,000ケース程度。品質を落としたくないので増やさない。現在、彼等のガッティナーラは割当制。販売開始と共に完売してしまう。

2016 ガッティナーラ DOCG リゼルヴァ / アントニオロ

¥7,920価格
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