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Romagna Sangiovese Predappio DOC / Chiara Condello

ロマーニャ サンジョヴェーゼ プレダッピオ DOC / キアラ コンデッロ

【タイプ】赤ワイン
【ブドウ品種】サンジョヴェーゼ
【ヴィンテージ】2023年
【産地】イタリア・エミリア ロマーニャ州
【容量】750ml
【輸入元コメント】2021年にキアラの隣の畑を隣人が手放したことで、新たに1 ha区画が増えた。1年間ビオディナミに転換するためキアラのワインには使用せず他生産者へ売っていたが、2022年ヴィンテージからプレダッピオに使用されることとなった。

 2023年は春から初夏にかけて雨量が多く、一部で病害圧の高い難しい年となった。キアラの畑でも5月に洪水が発生し畑は甚大な被害を受けた。それでも、夏以降は天候が回復し、丁寧な畑仕事と選果を行うことにより、収量は少ないながらも高品質なブドウが収穫できた。

 鮮やかなルビー色。スミレやバラ、アマレーナチェリー、ラズベリーに、紅茶やハーブ、湿った石を思わせる香りが重なる。口当たりはしなやかで、赤果実の透明感ある旨味と伸びやかな酸が美しく調和。タンニンはきめ細かく、中盤から塩味を伴うミネラルが広がる。2023年らしい凝縮感より精密さが際立つ、上品で洗練されたプレダッピオらしいサンジョヴェーゼ。
【醸造方法等】プレダッピオにある5ha、コルドン仕立て、南向き、5,500本/haの畑。オーガニック栽培、標高150-300m の3つの区画をブレンド、石灰岩・粘土・砂岩を含む土壌で区画ごとに比率が異なる。樹齢40-50年は。収穫は手摘み。セラー内での作業はグラヴィティ・フローにて行う。15-25日の長期マセラシオンを行い野生酵母を用いて発酵。35 hLのスラヴォニアンオークで1年熟成。無濾過で瓶詰めを行う。
【生産者】キアラ コンデッロ
【生産者について】キアラ コンデッロはイタリア北部エミリア ロマーニャのプレダッピオに4.8ha畑を所有。2015年のデビューから2ヴィンテージ目でガンベロロッソ最高評価のトレビッキエーリを受賞するなど「エミリア ロマーニャのライジングスター」、「次世代イタリアワインの先導者」 と様々なメディアで評され、若手ながらも早くから注目されている女性醸造家である。古くからサンジョヴェーゼの産地であるプレダッピオで彼女はサンジョヴェーゼのみを栽培しており、サンジョヴェーゼにこだわりワイン造りをしている。

 

『サンジョヴェーゼ ディ プレダッピオ』
 プレダッピオのワイン造りの歴史はエトルリア時代にまで遡り、ローマ時代や中世にはベネディクト派の修道士たちがブドウ畑を耕し、典礼用のワインを造っていた。しかし、19世紀後半から20世紀にかけて、フィロキセラや工業化によって、伝統的な農法の多くが放棄され、地元のワイン栽培は急激に衰退した。

 キアラは家族の経営するワイナリーに入社して以来、地元の生産者や農家と知り合いになったが、彼らの多くは手入れの大変さと収量の低下から古いブドウ樹を引き抜こうとしていた。彼女は躊躇いなく成熟した区画を所有する機会に飛びついた。畑にはすべて、プレダッピオ原産のサンジョヴェーゼクローン、『サンジョヴェーゼ ディ プレダッピオ』が植えられている。このクローンは、モンタルチーノやトスカーナで一般的なサンジョヴェーゼ グロッソクローンに比べ、皮が厚く、小さく分散した実をつける。サンジョヴェーゼ ディ プレダッピオはまた、非常に鮮やかな色をしたワインを生み、若いうちははっきりとした果実味を持つ。キアラはこのクローンを守ることを信条としている。

 

カステッロ ディ アマやビオンディ サンティがいないエミリア-ロマーニャのサンジョヴェーゼは協同組合に先導される大衆向けのワインと認識されるようになった。
標高が高く、エレガントさが特徴のプレダッピオは人々の目に映っていなかった。

 

 ボローニャの南東エリアでは、アペニン山脈のふもとからアドリア海まではわずか数十kmしか離れていない。沖積土から粘土、砂岩、岩石が混ざった土壌に変わる。標高が高くなり、大陸と地中海の影響が組み合わさることによって、プレダッピオのサンジョヴェーゼにとって完璧な環境を作り出している。この地では1383年からサンジョヴェーゼが植えられていたと文献が残っている。キアラの畑が位置するプレダッピオの標高は150-350m、アドリア海からは20-25kmほど離れ、アペニン山脈との中間地点となる。そのため日中は海からの温かい風、夜は山から吹き下ろす冷たい風によって非常に気温の日較差が大きくなる。現地に行くと樹々が傾き、風の強さを実感できる。気温の日較差がブドウに熟度と酸を与え非常にバランスのとれたエレガントな仕上がりとなる。キアラは化学肥料を一切使用せずオーガニック農法を実践、畑で使用するビオディナミ用プレパラシオンも自ら作成している。
 土壌は粘土質が主体で、標高が上がるにつれミネラルや砂質、硫黄の含有量が増える。キアラの畑で印象的なのは青々と茂っているハーブと柔らかい土壌。「ハーブの根によって、土中にスペースがうまれ柔らかい土になるの。土壌の圧縮を防いでくれるし土壌中の温度を低く保ってくれる。温暖化によって水不足など様々な変化が起こっているけど、私がブドウにできるのはどうやってこの変化に対して自分を守り、耐え、適応していくかということ。理解し助けてあげることで甘やかすことではないの。」 とキアラは教えてくれた。

2023 ロマーニャ サンジョヴェーゼ プレダッピオ DOC / キアラ コンデッロ

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