Collio DOC Friulano / Tenuta Stella
コッリオ DOC フリウラーノ / テヌータ ステッラ
【タイプ】白ワイン
【ブドウ品種】フリウラーノ
【ヴィンテージ】2023年
【産地】イタリア・フリウリ ヴェネツィア ジューリア州
【容量】750ml
【生産者コメント】外観の色調は黄金の輝きを帯びた麦わら色。香りはフローラルかつフルーティーで、最初はスミレやジャスミン、続いてマンダリンのシトラスノートや、カンディド(砂糖漬けの果物)、そして焼き菓子のようなニュアンスが感じられます。フレッシュさ、長さ、そして感覚の余韻が際立っており、しっかりとした骨格のあるフィニッシュへと繋がります。また、繊細な塩味がこのワインの飲み心地の良さを素晴らしいものにしています。アペリティフとして、あるいは食事を通して楽しむのに最適です。生の魚を使った前菜をはじめ、アドリア海で獲れた魚のフライ、スズキのフェットゥチーネ、ヒイカ、蒸した白身魚の料理とよく合います。さらに、サン・ダニエーレ産のプロシュート・クルードや、フレッシュチーズとのペアリングも格別です。
【醸造方法等】土壌はポンカと呼ばれる泥灰土および砂岩であり、仕立て法にはギヨーが採用されています。畑の向きは南東向きで、標高は海抜200〜260m。発酵は100%ステンレスタンクを用い、野生酵母による自発的な発酵が行われます。熟成期間はステンレスタンクで10ヶ月間。
【生産者】テヌータ ステッラ
【生産者について】テヌータ・ステッラは、フリウリを現代イタリア白ワインの聖地と評されるまでに高めた造り手、「イエルマン」で1989年から2011年までエノロゴを勤めていたフリウリ出身のアルベルト・ファッジャーニとトリノ大の教授でもあり、幾多の優れたワインを排出してきたイタリアで最も高名な醸造家のひとり、 ドナート・ラナティの下で研鑽を積んだアルベルトの妻、エリカ・バルビエリがエノロゴを務めている。2009年、起業家セルジオ・ステヴァナートにより創設された比較的新しい生産者であるが、早くから高い品質で評価を確立している。ステヴァナート家の先代、カヴァリエ・ジョヴァンニが1940年代後半、 ステヴァナート家の発展の原点となった伝統的ボトル製造を専門とする職人工房、「ソッフィエリア・ステッラ(星)」をヴェネツィアに開いており、これを偲んでテヌータ・ステッラと名付けられた。丘の上のワイナリーというロケーションや「輝く存在」であるというイメージとも重なり、ブランドとしてのストーリー性を強く支えている。
最大の特徴は、標高120~270mの丘陵地に広がるテラス式畑と、泥灰土と砂岩が層をなす“ポンカ”土壌。この土壌は優れたミネラルと水はけをもたらし、 ワインにフレッシュさ、ミネラリティ、そして熟成ポテンシャルを与える。さらにジュリアン・アルプスとアドリア海に挟まれた立地が昼夜の寒暖差を生み、 アロマの複雑性とバランスを高めている。
栽培は有機農法を基本とし (2016年認証)、農薬・化学肥料を排し、生態系を重視。ビオディバーシティ (生物多様性)の維持や循環型農業を徹底し、自らを「Cultivators of Life (生命の耕作者)」と定義する。
醸造においては、天然酵母による自然発酵や低介入を指針とし、テロワールの純粋な表現を追求。主にRibolla Gialla、Friulano、Malvasia Istrianaなどの土着品種を中心に、コッリオの個性をダイレクトに伝えるスタイルである。ワインは、フレッシュでありながらエキス感と奥行きを兼ね備え、白ワインを軸にクラシックメソッドのスパークリングや赤も展開。 熟成による複雑性の向上も評価され、ガイドでは高得点や受賞歴が相次ぐなど、実力派生産者として注目されている。総じてテヌータ・ステッラは、コッリオのテロワール、土着品種、有機栽培を軸に「土地の声をそのままボトルに写す」ことを目指しており、環境配慮と品質を両立した次世代型ワイナリーと言える。
2023 コッリオ DOC フリウラーノ / テヌータ ステッラ
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