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Brunello di Montalcino DOCG / Conti Costanti

ブルネッロ ディ モンタルチーノ DOCG / コンティ コスタンティ

【タイプ】赤ワイン
【ブドウ品種】サンジョヴェーゼ
【ヴィンテージ】2020年
【産地】イタリア・トスカーナ州
【容量】750ml
【輸入元コメント】ガーネットの色調を帯びた、輝きあるルビー色。赤いフルーツ、スパイスやバニラの濃厚で複雑な熟成した香り。官能的で芳醇な味わい。クラッシックで高貴、エレガントでボリュームある素晴らしい味わい。赤身肉のロースト、ジビエや肉のグリル。リッチで濃厚なお料理に合う。

 

各誌の評価

 2020年ヴィンテージは、このワイナリーの歴史において過去最高レベルのアルコール度数(14.4%)や凝縮感(エキス分)を記録した記念碑的な年ですが、同時にコンスタンティらしい生き生きとした美しい酸と塩気がしっかりと保たれており、多くのジャーナリストが「2020年の例外的な成功作」「驚くべき美しさとフィネス」と絶賛しています。

Kerin O'Keefe 98pt

「文句なしの見事な出来栄え(absolute stunner)」。アイリスやスミレ、ハーブ、トリュフの魅惑的な香りに、緻密なタニックときれいな酸、持続する余韻の塩味が完璧なバランス。

Decanter (Michaela Morris)97pt

 2020年特有の高い凝縮感と力強いストラクチャーを持ちながら、驚くほどの深みと決断力のあるタンニンを宿した「ヴィンテージの例外(anomaly)」と高く評価。

Vinous (Eric Guido)95pt

 ワイナリー史上最高レベルの凝縮感と高いポリフェノール、それを支える豊かな酸(5.8g/L)が両立した、非常にエネルギッシュで複雑な仕上がり。

Robert Parker's Wine Advocate (Monica Larner)94pt

 ガレストロ土壌由来の甘やかな果実味とスパイスのブーケ。温暖な年ならではの肉厚でリッチなパーソナリティと、ベルベットのような質感を評価。

Wine Spectator (Bruce Sanderson)93pt

 チェリーやプラムの弾けるような果実味に、ユーカリや野生のハーブ、大地のアクセント。熟成のポテンシャルを十分に秘めた1本。

JancisRobinson.com (Walter Speller)17.5+/20pt

 深いルビー色。純粋で凝縮した赤系果実と甘いラズベリーの香りですが、まだ完全には開いていません。ほのかにブラックペッパーのニュアンス。チェリーやラズベリーの果実味が詰まったコンパクトな味わいで、現段階ではまだ初期(未熟)の状態です。実に上質でありながらも、細かく挽いたようなタンニンが詰まった、まだ厳格な果実味があります。非常に長く焦点が定まっていますが、飲み頃には程遠いです。長期熟成の高いポテンシャルがここにあり、またそれを必要としています。
【醸造方法等】栽培責任者であるシモーネ・ナネッティ氏の管理のもと、10ヘクタールの畑ではサンジョヴェーゼ・グロッソが丹念に育てられています。畑は標高310〜440mの日当たりの良い南向き斜面に位置し、土壌は有機物に乏しく岩石に富んだ、地質学的には白亜紀のガレストロ(泥灰岩)土壌で構成されています。仕立て法には水平のコルドーネ・スペロナートを採用。1ヘクタールあたり3,333〜5,500株という適切な植樹密度を保ち、収穫量は1ヘクタールあたり35ヘクトリットルという極めて低い値に抑えられています。

 収穫はブドウが完全に成熟する10月の第1週に行われます。高名なエノゴロ『ヴィットリオ・フィオーレ』氏の監修のもと、ステンレスタンクを用いて2〜3週間かけてアルコール発酵。その後、トータルで48ヶ月間に及ぶ長期の熟成プロセスに入ります。その内訳は、12ヶ月間をフレンチオークのトノーで、24ヶ月間を伝統的なスロヴェニアオーク樽でそれぞれ熟成させます。樽熟成を経たのち、さらに味わいの調和を高めるために12ヶ月間瓶内熟成。
【生産者】コンティ コスタンティ
【生産者について】コスタンティの名前は、シエナが発祥の地であり、今日でもシエナ大学の学長のアパートメントにコスタンティの紋章が所蔵してあります(紋章はコスタンティのブドウ畑にレプリカが置いてあり、右の写真のように今日でも見ることができます)。

 現在のワイナリーのオーナーの先祖は1506年には大学の学長でした。シエナのコスタンティ家は、1555年から1559年までモンタルチーノの土地で戦われた最後のシエナの独立戦争の立役者となった242の素晴らしいファミリーの内の一つで、1559年にはシエナ共和国はフィレンツェとスペインにその権利を譲り渡さなければなりませんでした。それにもかかわらず、ファミリーはモンタルチーノの土地に執着しつづけ、広大なモンタルチーノの所有地にとどまることを決めたのでした。

 一つの初期の逸話によると、16世紀にマルコ・アントニオ・コスタンティは、自分の愛する共和国のために戦うことに疲れたため、モンタルチーノの赤ワインで毎日顔を洗い、顔に血色の良さと活力を取り戻し、戦いに向かう人々を安心させたということです。

 数世紀の後、クレシェンツィオとカルロのコスタンティ兄弟は、別の共和国・ヴェネツィアと戦い、二人の勇気によりファミリーは1711年に伯爵の称号を得ました。その後の世代は自分たちの土地で、自由な仕事・平和な事業を行いました。

 コスタンティの所有地はColle al Matrichese(現在のワイナリーのある中心地)のファミリーの元々の土地から、シエナ周辺のCastle of Bibbiano、Sovignanoに移りました。現在の所有者であるアンドレアは所有地の恵みを“meritsandmarriages”と考え、それによりファミリーは常にモンタルチーノで最も高い階級に位置づけられています。

 17世紀の中頃、別のクレシェンツィオ・コスタンティはブドウ栽培の仕事を非常に真剣に考えました。急な勾配の石の多いヒルサイドの土壌を掘り起こしながら、彼はもっと良いワインができることを確信し、その後クレシェンツィオはエトゥルスキの人工遺物を沢山発見したのでした。彼の発見はモンタルチーノの歴史に光をあてるのに重要な役割を果たし、クレシェンツィオは優秀なブドウ栽培者と“考古学者”という2つの名声を手にしました。

 もう一人のコスタンティ家の有名人は、ティト・コスタンティで、彼は弁護士でありブドウ栽培者でした。彼のBrunelloは現在のDOCGとDOCを予見していました。彼はBrunello for Montalcinoredという名前を使った最初の人々のうちの一人であるだけでなく、彼の使った方法は、現在のものとほとんど変わりがないものでした。

 私たちはティトの1865と1869ヴィンテージを記録しています。彼は1870年のシエナのワインショーに両ヴィンテージを出展し、それらは今日のBrunelloとRosso di Montalcinoの紛れもない先駆者でした。

 何世代の後も、コスタンティは(その名の通り、イタリア語では「不変の・一定の」という意味ですが、)モンタルチーノの素晴らしさを父から息子へと受け継いでいます。コスタンティのBrunelloは、1960年代の初頭まで秘密にされ、オーナーの友人や家族の間だけでしか出まわっていませんでした。

 その後、イタリアワインの最初のメジャー革命があり、DOCシステムが導入され、医者でありブドウ栽培者であるエミリオ・コスタンティ伯爵は、彼が座長を務めるロータリークラブのシークレットテーブルでコスタンティのワインが出回ることを許しました。ドクター・コスタンティは子供がいませんでしたが、それ故に彼はコスタンティの独創的な考えが生まれ、世界で知られる様になることを確信したのかも知れません。

 最初の“公の”ヴィンテージがリリースされワイナリーのポテンシャルが最大化した後、エミリオ・コスタンティは古いシエナのファミリーのたった一人の末裔である、当時まだ大学の地質学科を卒業したばかりでワイン業界では何もバックグラウンドのない、アンドレア・コスタンティを探し出しました。アンドレアは1983年に、歴史的に名高い伯爵の相続人・後継者に指名され、すぐにエミリオの信頼が正しいことを証明しました。彼は新しい莫大な責務をうまく果たしただけでなく、偉大なBrunelloを造るというファミリーの評判を高めたのでした。

 今日、彼はモンタルチーノで最も輝かしい名前を持つ人々の一人であり、コスタンティ・ファミリーの家系の中で芽吹いている沢山の新しい枝の幸せな父親です。

2020 ブルネッロ ディ モンタルチーノ DOCG / コンティ コスタンティ

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