Barbera d'Alba DOC Superiore / Scarzello
バルベーラ ダルバ DOC スーペリオーレ / スカルツェッロ
【タイプ】赤ワイン
【ブドウ品種】バルベーラ
【ヴィンテージ】2022年
【産地】イタリア・ピエモンテ州
【容量】750ml【コメント】バローロ村のクリュであるパイアガッロとサルマッサに植わるバルベーラから造られるワイン。深みと骨格のあるバルベーラで、熟成ポテンシャルも持っています。バローロ村のバルベーラであり、スカルツェッロ家のスタイルもよく表しています。長期のマセレーションを行い、12 か月間以上大樽で熟成させています。
【醸造方法等】バローロ村にあるパイアガッロ(標高400m、南東向き)とサルマッサ(標高250m、南東〜南〜南西向き)の畑で育ったブドウから造られます。樹齢15〜25年のブドウの木から収穫され、栽培面積はパイアガッロが0.5ha、サルマッサが1.0haです。醸造は、野生酵母による発酵と30〜50日間のマセレーション(醸し)が行われます。その後、2500〜3000Lの大樽と500Lのトノーで12〜18か月間熟成され、ボトリング後もさらに12か月間熟成されてからリリースされます。
【生産者】スカルツェッロ
【生産者について】バローロの生産地域の中心部にあるバローロ村。その街中にカンティーナをかまえるスカルツェッロは、三代続く家族経営のワイナリーです。バローロ村に 6ha、シニオ村に 2ha、計 8ha を所有しています。その中でも、ヴィーニャ・メレンダがあるバローロ村のサルマッサ MGA(4ha 所有)はスカルツェッロ家の心臓部ともいえる畑です。他のバローロ村の畑はパイアガッロ、テルロ、ボスケッティとなります。代々続く栽培家の一族でしたが、自分たちのブドウの醸造をはじめたのは100年ほど前のことです。1940年代後半から、現当主の祖父にあたるフェデリコとその兄弟であるジュゼッペがスカルツェッロ家のブランドとしてワインを市場にリリースしはじめました。1970年代後半には、フェデリコの息子であるジョルジョがワイナリーを継ぎ、セラーを拡大しました。当時は醸造面における大改革期で、ジョルジョもその流れに着目し興味も持っていましたが、先人たちから学んだ醸造法を踏襲し、明確な個性を持った伝統的なワイン造りを続けてきました。1978年が最も大きな転換期で、このヴィンテージがスカルツェッロ家が本格的なボトリングを行った最初のヴィンテージにあたり、生産量の大部分が海外のマーケットに向けて輸出を始めたタイミングでもあります。2000年には現当主であるフェデリコがワイナリーに参画し、畑と醸造面で経験を積み始めました。畑における作業の変化は非常に大きく、土壌やブドウ樹を守っていくために有機的なアプローチに切り替えました。ビオディナミの様々な側面を探求してきた結果、これは現実的な手法であるという確信のもとに 2020年にはビオディナミ農法を導入しています。セラーにおいては、清潔さを保つことに最大の注意を払っています。完全に自然任せではなく介入もしていきますが、それはそれぞれのワインがその個性とポテンシャルを最大限に表現できるよう、それぞれのヴィンテージに寄り添うようなかたちで行っています。
2021 バルベーラ ダルバ DOC スーペリオーレ / スカルツェッロ
未成年の飲酒は法律で禁止されています。
当サイトでは20歳未満の方への酒類販売は行っておりません。
































