Vino Rosato "rosa bella" / G.D.Vajra
ヴィーノ ロザート “ロザ ベッラ” / G.D.ヴァイラ
【タイプ】ロゼワイン
【ブドウ品種】ネッビオーロ 90%、バルベーラ&ドルチェット 10%
【ヴィンテージ】2025年
【産地】イタリア・ピエモンテ州
【容量】750ml
【生産者コメント】「ロザ ベッラは、春の花々と野生のベリーが持つ美しさそのものです。これは最も透明な本質におけるピエモンテの姿であり、豊かなアロマ、生き生きとした躍動感、そしてミネラル感をまとったロゼワインです。」 フランチェスカ・ヴァイラロザ ベッラは、私たちのスティル・ロゼワインです。早めの収穫とブドウの優しいマセラシオン(果皮浸漬)によって、それらが持つアロマが香り高く、透明感のあるスタイルで表現されています。これは季節限定の少量生産のワインですが、驚くべき熟成のポテンシャルを示します。
テイスティングノート:
2025年のロザ ベッラは、シトラス、イチゴ、ラズベリー、桃の鮮やかなアロマで幕を開け、レモンの花とゼスト(皮)のニュアンスがそれを引き立てます。これらの明るい果実のノートは、白い花々の繊細なヒントによって優しく支えられ、かすかなホワイトペッパーのニュアンスとともに締めくくられます。口に含むと、爽やか(クリスプ)で持続性があり、優美な質感と、洗練された長い余韻のフィニッシュが特徴です。
【醸造方法等】ブドウ畑とテロワール:
私たちのワイナリーを取り囲む、樹齢の若いブドウ畑です。
栽培:
1971年、当時はまだ大学生だったアルド・ヴァイラが、ピエモンテにおける有機農業の極めて初期の導入者の一人となりました。現在まで約50年間にわたり、草生栽培や自然に生えるカバークロップ(緑肥)によってブドウ畑が育まれ、土壌が保護されてきました。これらはサステナブルであり、オーガニック認証を受けています。1ヘクタールあたりにおいて信じられないほど多くの手作業の割合を伴うヴァイラの農業は、愛情に満ちた労働であり、「決まったレシピのない」細やかな配慮に基づいています。また、ブドウ畑だけでなく、ワイナリーの敷地内や森林における植物相と動物相の両方の生物多様性を監視し、改善することにも多大な研究が注がれています。
収穫とワイン醸造:
2025年は、8月19日から9月中旬までの長期にわたる期間でブドウが収穫されました。ネッビオーロの約半分は「セニエ」、すなわち低温での短いスキンコンタクトが行われ、残りのブドウは抽出を最小限に抑えるために優しく圧搾されました。このワインにより多くのエネルギーと塩気(サピディティ)を残すため、マロラクティック発酵は行われませんでした。
熟成:
すべてのアロマとエネルギーを保持するため、2025年のローザ ベッラは瓶詰め前に短期間だけ澱とともに熟成されました。
ヴィンテージ:
2025年ヴィンテージは、収量が極めて低かったものの、ブドウの品質は並外れて素晴らしいものとなりました。それほど寒くなかった1月の後、春が早く訪れ、サクラソウ、アーモンドやアンズの花の開花、そしてネッビオーロの早い発芽によって春の到来が告げられました。豊富な雨が降ったためブドウ畑を慎重に保護する必要がありましたが、同時に非常に暑くなった6月に備えて貴重な水分を蓄えることにも役立ちました。数回の雹の発生により、収穫量は自然と減少しました。収穫は8月19日に始まり、輝かしい晴天と大きな日較差(昼夜の寒暖差)のもとで進行し、フレッシュさと緻密さが保たれました。数量の観点からは極めて小さなヴィンテージですが、輝かしい果実味と稀に見る美しさを備えた年となりました。
【生産者】G.D.ヴァイラ
【生産者について】現当主アルド ヴァイラとミレーナは穏やかでピエモンテは勿論、他の産地の造り手からも慕われる人格者です。醸造や栽培の経験を若い世代に伝えることにも力を入れていています。 現在は息子のジュゼッペが醸造を担当。イシドロが栽培担当としてカンティーナに参加し、家族経営を続けています。
アルドの父はワイン造りを仕事とせず、アルバで働いていました。アルドは醸造学校を卒業後、お爺さんが所有していた僅か0.3haの畑と樽の鉄枠だけを相続してワイン造りを開始します。
『転機は不況下の1986年。雹害で全ての畑が壊滅的な被害を受けました。多くの造り手が廃業しましたが、僕は借金をして畑を買い増しました』
この判断でアルドはバローロ村の重要な畑「ブリッコ デッレ ヴィオーレ」、「フォッサーティ」、「レ コステ」等最良の畑ばかりを所有しています。伝統派でなく現代派でもない彼等はワインが美味しいのは当然と考えます。その上で安全で清潔でなくてはいけません。そして、美しいものでなければなりません。
『リンゴジュースを飲めばリンゴの味。他の味は必要ない。バローロを飲めばネッビオーロの味だ。樽由来の甘味、タンニン、香は必要ない』
タンク内で全ての葡萄が一斉に発酵を始めることが重要。ジュースの部分は酸化とバクテリアに侵され、 葡萄以外の香で出てしまいます。 彼等のバローロは均整の取れた酒質。素直にフル ーツを感じさせます。熟成と共に妖艶さを増していきますが、 ネッビオーロらしさは薄れません。
『僕等は伝統派だが、革新的でありたい。だから毎年100種以上の発酵を行い、最適の発酵を試している。醸造は毎年変わる』
ネッビオーロはカベルネやメルローと違い果汁自体に「アントシアニン」を含んでいません。
『香味成分は果皮に多い。だからフォラトゥーラ(櫂入れ)が大切。櫂入れで果皮にアルコールが染み香味成分を抽出する』
高樹齢の葡萄は小粒なので果皮比率が高い。高樹齢であれば過度な抽出は粗さをだしてしまいます。櫂入れも半分程度で果帽をぬらす程度。強く動かしてはいけません。
「ブリッコ デッレ ヴィオーレ」は樹齢50年を超えます。マセラシオンは25日間と長いですが、櫂入れは他のバローロの半分程度となっています。
『ブリッコ デッレ ヴィオーレはミケとランピアだけの50年樹。寒い畑なので名前の通りスミレの香が出る。強く櫂入れすると繊細な香は消えてしまう』
彼等は様々な挑戦を続けている。「アルド」の醸造学校の卒業論文は「白ワインのマロラクティック発酵」でした。そして、当時憧れていた品種リースリングを植樹しました。
『友人マルセル ダイスの100年以上の畑から無作為に取った色々なアルザス クローンとドイツ クロー ンを混植してみた』
単一のクローンでは複雑味がでないことをマルセル ダイスは知っていました。だから彼の畑は色々なクローンが混植されています。
『畑はセッラルンガの近く。岩盤の上にある畑で石灰が強くネッビオーロには痩せすぎている』
当初、全く売れなかったというリースリングは今ではランゲ地方だけで14もの造り手がリリースする人気品種となりました。
ヴァイラは全ての品種が素晴しい。中でも「ドルチェット」は秀逸。通常、ドルチェットは低価格なので収量を多くしがち。だからヴェジタルな風味がでる。
『通常、収量が落ちるので30年程度で抜かれるがコステは50年、フォッサーティも30年と高樹齢。チェリーやスミレの香』
「ドルチェット コステ エ フォッサーティ」はバローロのクリュ「コステ」と「フォッサーティ」に植えられた贅沢なドルチェット。ヴェジタルなニュアンスは全く無く、「アルド」曰く卵料理にも合わせられます。
2025 ヴィーノ ロザート “ロザ ベッラ” / G.D.ヴァイラ
未成年の飲酒は法律で禁止されています。
当サイトでは20歳未満の方への酒類販売は行っておりません。
































