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Langhe DOC Rosato / Castrum Roche

ランゲ DOC ロザート / カストルム ロケ

【タイプ】ロゼワイン
【ブドウ品種】ネッビオーロ

【ヴィンテージ】2024年

【産地】イタリア・ピエモンテ州

【容量】750ml

【輸入元コメント】もともとバローロ生産者の中で注目度の低かったボイオーロだが、ロッケ・デッラヌンチャータ とブルナーテに近く、標高が高いことから徐々に注目を集め新しいワイナリーが次々に誕生しているエリア。 2022年、イザッコは雹害を受けた(深刻なほどではないが)ボイオーロのブドウからロザートを造ることにした。チェリー、野生のハーブ、オレンジの皮のニュアンスに溢れ、ストラクチャーがしっかりしたネッビオーロの個性がしっかりと感じられるロザート。
【醸造方法等】ラ・モッラ、ボイオーロにある畑から。グイヨ仕立て、標高400m、南東向き斜面、植密度5,000本/ha、収量70 hl/ha、層状のサンタガタ・フォッシリ・マール層、0.5 ha、樹齢4年。サステイナブル農法。収穫は手摘みで収穫時に畑で選定を行う。除梗し12時間マセラシオン。 発酵は野生酵母を使用し、ステンレスタンクにて16度で行う。マロラクティック発酵は行わず、3カ月間ステンレスタンク内で熟成を行い、無濾過・無清澄で瓶詰め。1年間瓶内熟成を行いリリース。
【生産者】カストルム ロケ
【生産者について】幻のワイン生産者アッコマッソの下で修業

その伝統と歴史の変遷とともにバローロには偉大で伝説的な生産者が多くいる。その中でも幻とも呼べるのがラ・モ ッラ村のロレンツォ・アッコマッソだろう。生産量が非常に限られているうえ、その大部分を直接訪れる固定客に販売する。そのため、市場への流通量は大変少なく見かける ことが滅多にない。世界最大のワイン市場であるアメリカにも輸出していないアッコマッソのワインが日本に輸入さ れているのは幸運である。そんなアッコマッソはワインラバーにとって幻であると同時に、ワイン生産者にとっても同様である。偉大なワイン生産者のため、影響を与えた生産者は多くとも、70年以上ワイン造りを行うアッコマッソの下で直接ワイン造りを学んだものはほとんどいないが、 その珍しい経歴を持つのが1999年生まれの青年イザッコ・コスタマーニャである。

 

引き継いだ伝統と自らのスタイルの確立

「僕のおじいちゃんとアッコマッソは年齢が1個違うんだ けど、同じラ・モッラ村にずっと住んでいるから古くからの友人なんだ。その縁もあってアッコマッソの下で働かせてもらえることになったんだ。ワイン生産者として彼のような人の下で経験を積めたのは幸運だと思うし、とても感謝しているよ。彼にはブドウ栽培からセラー管理、ワイン醸造から人生観に関してまで幅広く学んだ。今でも交流があるんだけど、対等な立場で色々と意見交換をしている よ。」学んだことをワイン造りに活かす一方で、自らのスタイルも確立しようとしている。好きなスタイルとしてカシーナ・フォンタナを挙げるなど、ピュアな果実味と造り手を思わせる優しい味わいが表現されている。これから彼がどのようなワインを造っていくのかが非常に楽しみだ。

 

14歳の年が見た夢

イザッコがワイン造りを志したのは14歳の頃だっ た。幼い日から祖父母の畑で虫を追いかけ、自然とブドウ栽培を手伝うようになっていた。毎日の食卓にはワインが置かれ、毎日なめる程度にワインをテイスティングするようになっていた。「僕はワイン生産者としてはまだ若いけど、ワインを飲んでいる年数ならそれなりにあるよ。」とイザッコは笑う。 14歳の頃にイザッコはワイン生産者として生きていくことを決心する。そこからアルバとトリノのブドウ栽培、ワイン醸造の学校へ通う。2017年に正式に祖父から畑を引き継ぎ、在学中は隣人のトレディベッリへとブドウを販売し、ルイジ・オッデーロとアッコマッソの下で修業を行う。そして卒業後の2021年、ついに自らのワイナリー”Castrum Roche”の名前で6,664本のワインをリリースした。

 

初のバローロを楽しみにさせる成度

2021年ヴィンテージが初リリースとなったカストルム・ロケ。生産しているのはランゲ・ネッビオーロとボイオーロのネッビオーロを使用したランゲ・ロザート。2022年はボイオーロの畑で雹害に見舞われ、健全なブドウではあるがランゲ・ネッビオーロに必要なタンニンの成熟が得られなかった。そのため、バローロ区域内の ネッビオーロを使用したという贅沢なロゼワインが完成した。当初、一時的な対応として造ったロゼだがその評判があまりに高く、2023年ヴィンテージも少量のみロゼを生産した。ランゲ・ネッビオーロもランゲ・ロザートも発酵から熟成に至るまで全てステンレスタンクを使用している。ピュアな果実味が表現される一方、その複雑実はどこから来るの か、イザッコの才能に驚きが隠せない。イザッコ初となるバローロは2023年ヴィンテージの予定。乞うご期待。

2024 ランゲ DOC ロザート / カストルム ロケ

¥5,280価格
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