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Rosso di Montalcino DOC / Il Paradiso di Manfredi

ロッソ ディ モンタルチーノ DOC / イル パラディソ ディ マンフレディ

【タイプ】赤ワイン
【ブドウ品種】サンジョヴェーゼ グロッソ100%
【ヴィンテージ】2022年
【産地】イタリア・トスカーナ州
【容量】750ml
【コメント】熟成期間が短いだけで、中身はブルネッロと全く同じ。昔からの顧客向けに年間 2,500本程と少量のみ造っているキュヴェ。

2022年ヴィンテージは、年の初めは穏やかで雨が多く、葡萄の木の早い発芽に好都合だった。4月の最終週には気温が急激に下がり、夜間霜が降った。幸いなことに、彼等の葡萄畑は標高が高く、常に換気にさらされているため、カビ病等の起こりうる問題から守られた。夏は非常に暑く乾燥していた。7月下旬と8月中旬に降った恵みの雨は、葡萄の成熟と健全化を促し、バランスとアロマを向上させた。収穫は9月の第 1 週に行われた。
【醸造方法等】樹齢は平均40年以上でモンタルチーノ北斜面に位置し8つの段々畑になっている。8つの段々畑を区画毎に収穫。通常の造り手よりもかなり遅く、9月第一週に収穫を開始。セメントタンクで野生酵母のみで発酵。温度管理も無し。10月後半のモンタルチーノ北斜面は寒いので発酵温度は上がり過ぎない。25-26hl のスラヴォニア産オーク樽で12ヶ月熟成。

【生産者】イル パラディソ ディ マンフレディ
【生産者について】世界的に人気が高まっている「ブルネッロ ディ モンタ ルチーノ」。130を超える生産者が存在します。「イル パラディソ ディ マンフレディ」はモンタルチーノの町の北東斜面に位置する年産750 ケース、家 族4人だけの小さな造り手です。

1950 年に先代がパラディソと呼ばれる畑を購入して、ブドウ栽培を開始しました。同じ畑、同じ家で今でもワ イン造りを続けています。彼らは1967年に10人の造り手と共にモンタルチーノ協会を設立。それ以降の50年間でモンタルチーノは変わりましたが、彼等は何も変わっていません。

畑の害虫対策はその害虫の天敵である益虫を畑に放 つことで対応。除草剤も防虫剤も使いません。ブドウの樹を支える支柱さえも木製です。猪や鹿対策は石鹸。石鹸をブドウの樹に吊るしておくと、 人間の匂いと勘違いして動物達は近寄りません。畑の表土には無数の穴。これは地中に巣を作る蜂の巣。除草剤や殺虫剤を使っている畑では生きることができない蜂が沢山生息しています。

樹齢は平均30年程度。表土付近は下草の根が多く、 水分の確保が困難なので地下 30mまで垂直に根を伸ばしています。『僕等のワインには海の香がある。根が昔海だった層まで根を伸ばしているから。自然と共存してきた古い葡萄樹の表現力は強い』2003年のような酷暑も彼等のワインは清涼感さえ感じさせました。ブドウの樹は地下深くの水分を手に入れ、焼けることなくその暑さを乗り越えることができました。

7 段の段々畑は石灰の強い白い土壌から粘土の強い赤い土壌まで様々。この様々な土壌の葡萄を全てアッサンブラージュしてワインにしています。彼等は基本的に 1 種類のワインしか造っていません。 熟成の過程で早目に開いている樽を「ロッソ ディ モ ンタルチーノ」としてリリースします。

2022 ロッソ ディ モンタルチーノ DOC / イル パラディソ ディ マンフレディ

¥9,460価格
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