Barbera d'Asti DOCG Superiore "Sarasino" / La Vedetta
バルベーラ ダスティ DOCG スーペリオーレ “サラジーノ” / ラ ヴェデッタ
【タイプ】赤ワイン
【ブドウ品種】バルベーラ
【ヴィンテージ】2019年
【産地】イタリア・ピエモンテ州
【容量】750ml
【輸入元コメント】樽を使用して長期熟成させたバルベーラ。色調は濃いルビーレッド。赤系果実にブラックベリーやバラ、コーヒーやナツメグなどのスパイスのニュアンスが優しく溶け込んでいる。アタックは柔らかく、穏やかなタンニンによる優しい口当たりと果実の印象がきれいなバランスを取っている。
【醸造方法等】畑はカスタニョーレ デッレ ランツェ、サラジーノ、標高200 m、南向き、5,000 本/ha、グイヨ仕立て、樹齢15年、栽培面積 0.3 ha、収量 7,000 kg/ha。オーガニック農法。ブドウは収穫時に畑で選定。アルコール発酵は野生酵母を使用し15日間ステンレスタンクにて行う。その後マロラクティック発酵。25 hLのオーク樽で16カ月熟成。ボトリングを行い、2.5年間瓶熟成をしリリース。トータルSO2:111 mg/L 。年間生産量:1,800本。
【生産者】ラ ヴェデッタ
【生産者について】ラ ヴェデッタを営むのはピエモンテ州バルバレスコ村出身のマルコとドイツの小さな町フォーゲルスベルク出身のスワンヒェの夫婦。ブドウ畑はバルバレスコ村に2 ha、隣接するカスタニョーレ デッレ ランツェの丘、サラジーノに1.5 haを所有しネッビオーロやバルベーラ、フレイザを栽培している。
中でも注目すべきはネッビオーロが栽培されている、彼らの家族が単独所有するバルバレスコ村のモノポールCa Grossa(カ グロッサ)である。祖父が所有していたこの畑はマルコの叔父が引き継おり、叔父は祖父が1950年代に植えたヘーゼルナッツの栽培に注力、ブドウ畑は他の農家に貸していた。ただ、祖父が大切にしてきた畑を守るためそのブドウ畑ではオーガニック農法を行うことを条件としていた。
叔父はマルコのワインを造りたいという夢を聞いてとても喜んだ。畑の借主を何度も説得し、少しずつ畑を返還する了承を得てワイン造りをスタートさせる。ブドウ畑は森やヘーゼルナッツの木立に囲まれているため生物多様性が守られている。畑を歩くと多くの昆虫や植物の活き活きとした生命の輝きを感じる。マルコとスワンヒェはその生物多様性を守るため徹底したオーガニック農法でブドウを栽培している。ブドウだけでなくワイナリーの庭にある野菜畑でも農薬は一切使用しない。「祖父の代から引き継いできたこの美しい土地を私たちも守っていきたい。そのためには生物多様性が守られることが大切だと思う。イノシシとか野生動物とも共存していく。飼っている鶏をキツネに食べられてしまったときはショックだったけどそれも生態系の一部だから仕方ない。キツネのお腹が満たされてよかった。」サラジーノのおいても同様のアプローチをしている。
2019 バルベーラ ダスティ DOCG スーペリオーレ “サラジーノ” / ラ ヴェデッタ
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