Vino Aromatizzato Vermouth Bianco 500ml / Fabbrica Pienza
ヴィーノ アロマティッツァート ヴェルモット ビアンコ 500ml / ファッブリカ ピエンツァ
【タイプ】アロマタイズドワイン
【ブドウ品種】プティ マンサン
【ヴィンテージ】ノンヴィンテージ
【産地】イタリア・トスカーナ州
【容量】500ml
【輸入元コメント】やや辛口よりの味わいで、ロック、ストレート、トニックアップがオススメです。元々はファッブリカがHPで募集しているワイン・クラブの会員に向け300本だけ詰められたプロダクツ。本来輸出用には想定されていなかったものを36本ずつのみ輸入。ファッブリカのティムとDISTILLERIA URBANAFIRENZE(@distilleriaurbana_duit )の合作。
【醸造方法等】ボタニカルはヨモギ、レモンゼスト、ヘリクリサム(キク科)、ナツメグ、サフラン、ガジュツ(ショウガ科)、エルダーフラワー。
【生産者】ファッブリカ ピエンツァ
【生産者について】トスカーナのセカンド・ルネッサンス異端の天才ティム・マニングが仕掛ける「ダイナミズム」
■ショーン・オキャラハンとフィロソフィーを共有した男
寛容と思慮深さ、そして豊かなユーモアで人を惹きつけるイングランド北部出身の大男、ティム・マニング。彼とはもう10年以上の付き合いになります。かつてキアンティ・クラシコの名門「リエチネ」で、かのショーン・オキャラハンの右腕としてワイン造りに没頭。その後も「ヴァルドニカ」や「イル・ボルゲット」のエノロゴを歴任し、自身の工房「ヴィノキスティ」では究極のクラフトワインを追求してきました。そんな彼が2020年春、「素晴らしいカンティーナを見つけた。ここを終の仕事場にする」と惚れ込んだのが『ファッブリカ・ピエンツァ』です。
■妥協なき実験室「Big Box」とオルチャのテロワール
ティムに「素晴らしいカンティーナとは何か?」と尋ねると、彼は一言「Big Boxであることさ」と答えました。セラーに入れば、その意味を即座に理解できます。高価なノンブロ社製コンクリートタンク、無数のトロンココニコ型オークバット、オクソラインの台座に鎮座するバリック。年産わずか4~5万本の生産者ながら、10万本を優に仕込めるキャパシティと広大なスペースを持ち、発酵途中の匂いすら感じさせないほどクリンリネスが行き届いています。この「圧倒的な余白」こそが、ティムの技術的実験を可能にする完璧な舞台なのです。彼らが選んだDOCオルチャは、モンタルチーノとモンテプルチャーノに挟まれた注目のエリア。太古の海洋堆積物を含む石灰質土壌と気候は、ローヌ渓谷のクローズ・エルミタージュを彷彿とさせます。すでに名声が確立された銘醸地ではなく、「チャレンジのための伸びしろ」があるオルチャだからこそ、彼らの野心は輝きを放ちます。
■全房発酵と長期マセラシオンが魅せる「1+1を3にする魔法」
ワインづくりにはティムならではの哲学が凝縮されています。プロットや品種ごとに細かく分け、多様な容器で自然発酵。さらには彼が得意とする「全房発酵」や、プラスチック容器を用いたプレスなしの発酵など、常識にとらわれないアプローチを駆使します。そして主発酵後には、60~90日にも及ぶ彼特有の「ロングマセレーション(長期浸漬)」を敢行。最終的なブレンドの設計図は、ティムの頭の中にしかありません。ジュリオ・ガンベッリ直伝の「果実のピュアネス」と、ジャコモ・タキスさながらの「ブレンドの妙」。それは単なるテロワール主義を超え、1+1を3にも4にも昇華させるイタリアワインならではの「ダイナミズム」です。80年代のスーパータスカンが持っていたような自由で野心的な空気を、このワインから間違いなく感じられます。
ティム・マニング氏の経歴
・リエチネ(ガイオーレ 1998~2001)・ヴァルドニカ(マレンマ 2008~2017)
・イル・ボルゲット(サン・カシャーノ 2004~2019)
・パオロ・エ・ロレンツォ・マルキオンニ(ヴィリオーニ 2012~2020)・ヴィノキスティ(2006~現在)
・モンテカルヴィ(グレーヴェ 2012~現在)・ファッブリカ・ピエンツァ(オルチャ 2020~現在)
・クランテ(サン・カシャーノ 2024~現在)
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