Lazio IGT Bianco "Capolemole" / Marco Carpineti
ラツィオ IGT ビアンコ “カポレモーレ” / マルコ カルピネーティ
【タイプ】白ワイン 【ブドウ品種】ベッローネ 100% 【ヴィンテージ】2024年 【産地】イタリア・ラツィオ州 【容量】750ml
【輸入元コメント】澄んだ麦わら色。濃厚でフルーティ、柑橘系フルーツやレモングラスなどのハーブ、ミネラルを感じる香り。ドライでフレッシュな味わい。色々なプリモ、白身の肉料理、魚介類、甲殻類と。 【醸造方法等】畑はコーリに位置。畑は南向きの斜面にあり、標高500mという高所に位置しています。火山性土壌。総面積52ヘクタールの畑には、1ヘクタールあたり4,500株が植樹されており、樹齢約13年のブドウ樹はスパリエラという仕立てで管理されています。
ブドウの収穫後、アルコール発酵はステンレスタンクにて行われ、期間は7〜12日間です。発酵中の温度は19℃に管理されます。発酵を終えたワインは、同じくステンレスタンクで4ヶ月間熟成されます。その後、瓶詰めされ、2ヶ月間の瓶内熟成を経てリリースされます。この一連の工程を経て、年間約90,000本のワインが生産されます。
ベッローネについて
1. ローマ時代から続く歴史と神秘のルーツ
「ベッローネ(Bellone)」は、イタリア・ラツィオ州を代表する歴史深い固有の白ブドウ品種です。その歴史は古代ローマ時代にまで遡り、大プリニウスらの文献に登場する古代品種「ウヴァ・パンスタティカ」がその起源ではないかとも言われています。名称の由来には諸説あり、ラテン語で「美しい・素晴らしい」を意味するbellus(この品種から造られるワインの美味しさを称えたもの)に由来するという説や、地域の旧家・地名に由来する説などがあります。20世紀には大量生産型の品種(トレッビアーノ等)に押され絶滅の危機に直面しましたが、近年の固有品種再評価の波に乗り、見事な復活を遂げました。
2. 風土(テロワール)と栽培の特徴
主な栽培地域は、ローマ県からラティーナ県にかけての沿岸部や丘陵地(カステッリ・ロマーニ、アンツィオ、ネットゥーノなど)です。地元では「カッキオーネ(Cacchione)」という別名でも親しまれています。ベッローネは、火山性の 凝灰岩土壌や、海岸沿いの砂質土壌でその真価を発揮します。暑い気候や乾燥、海からの塩風にも強いタフさを持ち、深い根を張ることで土壌の豊かなミネラル分を吸収します。また、成熟が進んでも果実に豊かな酸度が残るため、地中海の強い日差しのもとでもダレることなく、素晴らしいフレッシュさとバランスを保つことができます。
3. 醸造の魅力と多彩なスタイル
ベッローネは醸造家にとっても非常に魅力的な多才さを持っています。
・フレッシュなスティルワイン: ステンレスタンクで醸造・熟成され、果実のピュアなアロマと爽快な酸味を楽しめるスタイル。
・樽熟成・シュール・リー: 木樽発酵やシュール・リー(澱との接触)を施すことで、コクと深み、複雑性が増し、長期熟成にも耐えうる豊かな白ワインへと進化します。
・スパークリングワイン: 豊富な酸と繊細なアロマを生かし、シャルマ方式や伝統的な瓶内二次発酵(シャンパン方式)による高品質なスパークリングワインも造られています。
4. テイスティングノート
・外観: 金色の輝きを帯びた、鮮やかで美しい麦わら色。
・香り: 柑橘類、熟した黄リンゴ、白桃、野の花の華やかな香りに、心地よい潮風やミネラルのニュアンス。熟成を経ると、ハチミツやヘーゼルナッツ、ペトロール(鉱物香)のような複雑で深いアロマが広がります。
・味わい: 口当たりは豊かで調和が取れており、生き生きとした酸味と、海の恵みを感じさせる際立った「ミネラル感・塩味(サピディタ)」が特徴的です。余韻は長く、味わい深い余韻が残ります。
5. おすすめのペアリング
ミネラルと塩味がしっかり効いたベッローネは、料理を引き立てる食中酒として抜群の相性を誇ります。
・魚介類のフリットやカルパッチョ、甲殻類(エビ・カニ)の料理
・ペスカトーレや、ハーブを効かせたオイルベースのパスタ
・フレッシュチーズ(リコッタやモッツァレラなど)軽やかな鶏肉・豚肉料理や地中海風の野菜料理
ワイン愛好家やソムリエからも熱い視線を集める「ベッローネ」。ラツィオの太陽と海風、火山性土壌が織りなす極上の味わいを、ぜひお試しください。
※参照:Quattro Calici 【生産者】マルコ カルピネーティ 【生産者について】ローマの南、モンテレピーニの山並みに守られた小さな村「コーリ」の標高400mの土地で、カルピネーティ家によって代々受け継がれてきたワイナリー。何千年もの年月により形作られた古の大地はイタリアのブドウ栽培の長い歴史とも重なる、いま注目のエリアです。1994年から完全有機栽培に転向。殺虫剤、化学肥料、化学物質を一切使用せず、輓馬を使った耕作を継続するなど、環境と美味しさの両方への意識が特出した生産者です。BIO認証取得済。
































