Barbaresco DOCG "Ovello" / Cascina Morassino
バルバレスコ DOCG “オヴェッロ” / カシーナ モラッシーノ
【タイプ】赤ワイン【ブドウ品種】ネッビオーロ
【ヴィンテージ】2017年
【産地】イタリア・ピエモンテ州
【容量】750ml
【コメント】雪の多かった冬から豊かな日光に恵まれた2017年。強い凝縮感とフレーバーを湛えた内容でオヴェッロの畑の優位性を十分感じる基礎的内容と言える。通常のバルバレスコと比べても圧倒的に力強いエキスとタンニンは現時点でも爆発的なポテンシャルを感じられ、数年後の爆発力は実に大きな期待が持てる出来上がり。
【醸造方法等】バルバレスコの中でも優秀な畑として有名なオヴェッロの単一畑のワイン。収穫後に圧搾、ステンレスタンクにて発酵。その後22カ月の大樽での熟成。その内最初の12ヶ月は新樽にて熟成させる。
【生産者】カシーナ モラッシーノ
【生産者について】1984年マウロ ビアンコによって創設され、現在は息子のロベルトが一人でカンティーナを切盛りしています。畑での作業は土壌への負荷を避けるため全て手作業で行われ、原則的に化学肥料などは一切使用せず、防かびの対策としてボルドー液のみ、状況次第で使用する。方法としては肥料等を与えるよりも葡萄の生育能力に成長を委ねるというのが彼の論法と言えます。
ピエモンテワインの中でバローロの方へ市場の目が行くという現実を知りつつも、彼自身はネッビオーロ自体の美味さに拘る人であり、古典的なワインの造り自体を残すという要素を大事にしています。つまり古典的なバローロやバルバレスコに在る、旨味を出すという使命にも似た信念があるのです。実際、バリック等を使っていても基本は大樽熟成にポイントを置いています。
葡萄はネッビオーロ、メルロー、バルベーラ、ドルチェットを栽培、醸造。各品種はそれぞれ単独で醸造されリースされる。ネッビオーロはバルバレスコ、ランゲ ネッビオーロとして醸造。通常のバルバレスコ モラッシーノはオヴェッロからの葡萄も使用。本来はバルバレスコ オヴェッロに用いる葡萄の一部でより骨格の優れたバルバレスコを醸造したいからです。カンティーナ横の畑からはエレガントなキャラクターを出せますが、それだけではバルバレスコとして完成させるには完成度が低くなってしまうため約20~30%程の量をオヴェッロで育てられたネッビオーロを使用。基本的にバルバレスコに関しては70年以上の樹齢から収穫し、旨みを逃さないためバルバレスコはノンフィルターで瓶詰めされます。
2017 バルバレスコ DOCG “オヴェッロ” / カシーナ モラッシーノ
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