Langhe DOC Nebbiolo "prinsiot" / Fratelli Alessandria
ランゲ DOC ネッビオーロ “プリンジョット” / フラテッリ アレッサンドリア
【タイプ】赤ワイン
【ブドウ品種】ネッビオーロ
【ヴィンテージ】2016年
【産地】イタリア・ピエモンテ州
【容量】750ml
【店主コメント】前輸入元倉庫で数年間熟成させたもの。
【醸造方法等】ヴェルドゥーノ村で栽培されたネッビオーロ。ブドウ畑は、ネイレアネ（西向き、標高 330∼400 m）、ピサポーラ（南/東向き、標高 280∼350 m）、ソット・オルティ（西向き、標高 270∼310 m）の区画に位置し、総面積は約 1ヘクタールです。土壌は石灰岩質とシルト質で構成されています。ブドウ樹の平均樹齢は約10年で、仕立てはグイヨ方式、植密度は1ヘクタールあたり4,500本。
　収穫は10月前半に手摘みで行われます。醸造は、ステンレスタンクにて26∼27 °Cの一定温度で7∼9日間発酵・マセラシオン（果皮浸漬）が行われます。熟成は、フランス産またはスラヴォニアンオーク材の大樽（20∼40hl）で6∼8ヶ月間行われた後、ステンレスタンクで2ヶ月間、さらに瓶内で2∼3ヶ月間の熟成を経て完成します。瓶詰めは収穫から2年目の初めに行われます。このワインの熟成のピークは4∼6年と見込まれており、最初の生産年は1964年です。
【生産者】フラテッリ アレッサンドリア
【生産者について】「フラテッリ・アレッサンドリア」は、1830年から続く歴史を持つ、ヴェルドゥーノ村にある由緒あるバローロ生産者です。会社の核となる場所は、ヴェルドゥーノの歴史的中心部に隣接する、控えめながらも堂々としたたたずまいの18世紀の大きな邸宅にあります。
　現在のワイナリーは、ジャン・バッティスタと妻のフラヴィア、弟のアレッサンドロ、そして息子のヴィットーレが運営しており、彼らは一世紀以上にわたり受け継がれてきたブドウ栽培とワイン造りの伝統と情熱を誇りとする証人です。
　彼らは、ワイン生産者として第7世代と第8世代にあたります（最初の3世代は「Fratelli Dabbene（ダッベーネ兄弟）」として、1870年頃の結婚を機に「Fratelli Alessandria（アレッサンドリア兄弟）」となりました）。このワイナリーは、所有するブドウのみを醸造する家族経営の規模を維持しており、この方針によって、個々のブドウ畑や個々の樽と直接的かつ「個人的な」関係を築くことを可能にしています。この目に見えないけれども重要なつながりが、ボトルを通して消費者に届き、「感動」を与えることが期待されています。また、「フラテッリ・アレッサンドリア」は、バローロが誕生したとされる1800年代半ばには既に稼働していた、ヴェルドゥーノで最も古くから続くワイナリーの一つです。ヴェルデューノはバローロ地域の最北端、タナロ川に最も近い村に位置し、川からの気流に影響される特別な微気候を享受しています。この気候が、土壌の構成要素、そしてその他のテロワールを構成するすべての要素と相まって、ワインに明確な特徴を与えています。