Cannonau di Sardegna DOC Riserva / Sella & Mosca
カンノナウ ディ サルデーニャ DOC リゼルヴァ / セッラ & モスカ【タイプ】赤ワイン
【ブドウ品種】カンノナウ
【ヴィンテージ】2020年
【産地】イタリア・サルデーニャ州
【容量】750ml
【コメント】サルデーニャ島特有のブドウ品種カンノナウ(=グルナッシュ)を合計24ヶ月以上(そのうち12ヶ月以上大樽)熟成させて造る赤ワイン。ブルーベリーやブラックベリーを思わせる、華やかで果実感あふれる味わい。
【醸造方法等】ステンレスタンクで18-28℃の温度管理下でアルコール発酵。マロラクティック発酵も行う。12ヶ月大樽での熟成を含め、24ヶ月以上熟成。
【生産者】セッラ & モスカ
【生産者について】19世紀末、エンジニアのエルミニオ・セッラ氏と弁護士のエドガルド・モスカ氏がサルデーニャ島アルゲーロの自然と大地に魅せられて土地を購入し、苗木業者としてスタートしたのがセッラ&モスカ社の始まりです。創業当初は苗木業者としての活動が中心で、フィロキセラにより大打撃を受けたヨーロッパ中のブドウ畑を再整備するための台木を生産、供給していました。1950年代以降ワイン造りのみに注力し始めると、70年代終盤には当時最新鋭の醸造設備を導入、80年代終わりにはサルデーニャで初となるカベルネ・ソーヴィニョン100%のワインを醸造しました。さらには絶滅の危機に瀕していた土着品種、トルバートの研究と保護に努めるなど、常にアバンギャルドな姿勢で挑戦を続けています。
創業120年を超えるセッラ&モスカ社の所有地総面積は650ヘクタールで、そのうちブドウ畑は542ヘクタールとなっており、これは自社畑としてはヨーロッパでも最大級の広さを誇ります。
同社は、ブドウ畑の新しい管理方法と新しいワインを造るための技術の開発に力を注ぎ、その独創的な技術やノウハウによってサルデーニャ島全体のブドウ栽培とワイン醸造の発展に多大なる影響を与えてきました。
ヴェルメンティーノやカンノナウなど、サルデーニャ島の伝統的な土着品種を丁寧に栽培する傍ら、1989年に国際品種カベルネ・ソーヴィニョン100%のワイン、“マルケーゼ・ディ・ヴィッラマリーナ”の醸造に成功します。当時は「土着品種でのワイン造り」が国際的主流でしたが、そうした流れの中においても、同社は挑戦・革新の姿勢を覆すことなく、極めてサルデーニャ的、イタリア的な自社畑と典型的な国際品種(フランス品種)であるカベルネ・ソーヴィニョンを掛け合わせ、偉大なワインを造ろうと試みました。このワインはサルデーニャ初のカベルネ・ソーヴィニョン100%という、サルデーニャにおけるワイン造りの歴史において重要な意義があっただけでなく、これまでにガンベロ・ロッソ誌でトレ・ビッキエーリを16回受賞、ビベンダでも5グラッポリを13回獲得するなど、多方面で好評を博している非常に素晴らしいワインです。
まさに「サルデーニャワインに新しい可能性を開いたワイナリー」ともいえる存在で、2013年にはガンベロ・ロッソ社が刊行する「イタリアワインガイド」で“ワイナリー・オブ・ザ・イヤー”も受賞しています。
2020 カンノナウ ディ サルデーニャ DOC リゼルヴァ / セッラ & モスカ
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