Terre Siciliane IGT "Gaudensius" Blanc de Blancs Metodo Classico Brut / Firriato

テッレシチリアーネ IGT “ガウデンシウス” ブランドブランメトドクラッシコブリュット / フィッリアート

【タイプ】スパークリングワイン
【ブドウ品種】カリカンテ100%
【ヴィンテージ】ノンヴィンテージ
【産地】イタリア・シチリア州
【容量】750ml
【店主コメント】澄んだ輝きのある淡い黄金色。生き生きとした泡立ちが長く続く。レモンの皮、グレープフルーツ、アカシアの花、ミネラル、トーストを想わせるフレッシュな香りが広がります。爽快な口当たりで、溌剌とした酸と柑橘の皮のような苦味が果実味を引き締めます。豊かなミネラルと塩味が余韻に続く、エレガントな味わい。

【醸造方法等】樹齢50年以上になるカリカンテを100%使用。メインは標高500~550mで北~北東向き斜面にある畑『Imbischi』で採れたもの。火山性土壌とアルカンターラ川から運ばれる粘土が混ざって、樹勢を強め、ゆっくりと成熟させる効果があるためスプマンテのためのカリカンテに最適とされています。もう1つの畑『Feudo di Mezzo』のカリカンテから作られたキュヴェもブレンドし、こちらはより岩の質感が強く、昼夜の寒暖差が大きいためバラや花の香りの元となるテルペン前駆体の蓄積に最適とされています。ブドウはすべて手摘みで収穫。瓶内二次発酵を行い、酵母と共に36ヶ月以上瓶内熟成。
【生産者】フィッリアート
【生産者について】シチリア島西部の街トラーパニに程近いパチェコに拠点を構える造り手『フィッリアート』。古代から様々な文化が行き交い、イタリアワインの歴史においても大きな役割を果たしてきた地から、再び世界に向けて故郷のシチリアワインの素晴らしさを発信しようと、現当主サルヴァトーレディガエターノ氏が1978年に立ち上げ、1985年からワイン造りをスタート。

　現在ではパチェコの他、シチリア東部のエトナ山の麓に醸造所と畑を、そしてトラーパニから船で20分ほどにある小さなファヴィニャーナ島にも畑を有しています。丘陵、火山、海というそれぞれ地質も気候も異なる環境で、土地ごとに合ったブドウの持ち味を存分に生かし、それぞれのテロワールを大胆に表現したワイン造りを目指しています。

　カジュアルなワインから特別な日のための一本まで、常に安定した品質に対する評価は高く、イタリア国内はもとより世界各国で認められている生産者のひとりです。近年では、ワイン造りと土の保護にも軸足を置き、生物多様性保護や環境保全に対する独自の研究にも精力的で、シチリアから持続可能なワイン造りを発信するパイオニアとしても注目を集めています。