top of page

Venezia Giulia IGT Pinot Bianco / Dario Princic

ヴェネツィア ジューリア IGT ピノ ビアンコ / ダリオ プリンチッチ

【タイプ】オレンジワイン
【ブドウ品種】ピノ ビアンコ
【ヴィンテージ】2019年
【産地】イタリア・フリウリ ヴェネツィア ジューリア州
【容量】750ml

【ヴィンテージ情報】2016 以降、天候に恵まれてストレスなくワイン造りに専念できたダリオ プリンチッチ。降雨量は多くはありませんでしたが、ある程度分散して降ってくれたので葡萄樹のストレスは最小限でバランス良く育ってくれました。収穫時期になると、葡萄は理想的な糖度と酸度を保ちながら完熟を迎える事ができ、とても健全な房を収穫することができました。入港したてにも関わらず、ダリオ本人のようにフレンドリーで美味しい状態!高いレベルでバランスが取れています。

【醸造方法等】2019年に、知り合いのお爺さんからピノ ビアンコの古い畑を引き継いだ事をきっかけに、ピノ ビアンコの美味しさ、個性に興味を持ち始めたダリオ。この畑のクローンは特殊なクローンで平坦になりがちなピノ ビアンコが力強く、深みのあるワインになるのだそう。カンティーナ近くの新しい葡萄畑でもピノ ビアンコを栽培し始めました。今回、ダリオを夢中にさせたピノ ビアンコが初リリース!発酵は開放発酵桶で行い、野性酵母のみ。マセラシオンは25日間。ピノ ビアンコで、この長さのマセラシオンは他にはありません。発酵終了後は健全な澱を残したまま、大樽に入れて 30 ヶ月間熟成。生産本数は僅か1,400本のみ!
【生産者】ダリオ プリンチッチ
【生産者について】世界的にも「オレンジワイン」として人気となった「コッリオ」。有名生産者が揃うが「ダリオ プリンチッチ」の ワインはその中でも個性的。「ヨスコ グラヴネル」の親友であり、「スタンコ ラディコン」やラ カステッラーダの「ニーコ」とは同級生。仲良しの造り手達は歴代ワイン造りの家系。「ダリオ プリンチッチ」は違った。若い頃は近隣のレストランやホテルに食材や「グラヴネル」「ラディコン」 のワインを卸す仕事をしていた。友人の造り手達のワインが人気になっていく中、ワイ ン造りへの情熱を抑えられず、1993年にワイン造りを開始。10年間ワインは全く売れなかった。「ラディコン」や 「ラ カステッラーダ」、「グラヴネル」が世界的に注目を集める中、彼等は経営するバールで自分のワインを販売していた。彼等のワインを早くから理解し、応援してくれた日本の為に閉店した今でも日本とベルギーの為にダリオ ビアンコとロッソを造り続けている。

2004年、自然なワインの造り手達が開催している試飲会「ヴィッラ ファヴォリータ」で「ビアンコ トレベツ」 が注目を集める。彼等のワインはマセラシオンをしても、果実のピュアさやジューシーさが残っていてシリアスすぎない。 飲み手を楽しくさせる美味しさがある。最近のダリオのワインは更に軽やかさが増している。ワイン造りはスタンコ ラディコンに教わった。しかし、ラディコンとは全く違うワイン。ダリオの人柄を表すようにチャーミングで近寄りやすい。

畑は「コッリオ」の丘の中腹、自宅周辺に所有。20年以上、一切化学薬品を使用していない。この地域特有の「ポンカ」と呼ばれる石灰岩が特徴。 白亜紀初期~第三紀漸新世の泥岩や粘土土壌。「コッリ オリエンタリ フリウリ」よりも古い土壌。

醸造はシンプル。収穫した葡萄は木製の開放発酵桶に投入。自然酵母のみで発酵。区画毎に分けて発酵させる。 温度管理はしない。発酵温度が32度を超えるようならば冷房をかけて対応。マセラシオンは果皮の状態を見ながら調整。熟成は古い木樽。フィルタリング、清澄も行わない。 ワインが良い状態になったらアッサンブラージュしてボトリング。 この時に極少量(20mg/L 程度)SO2を添加する。

2019 ヴェネツィア ジューリア IGT ピノ ビアンコ / ダリオ プリンチッチ

¥8,250価格
  • 未成年の飲酒は法律で禁止されています。

    当サイトでは20歳未満の方への酒類販売は行っておりません。

関連商品

bottom of page