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『ミラフィオーレ』イタリア初代国王の血統を引く伝統のワイナリー👑

  • 執筆者の写真: ラ・カンティネッタ多摩川 店主
    ラ・カンティネッタ多摩川 店主
  • 2 日前
  • 読了時間: 3分

 ミラフィオーレの歴史は1878年、イタリア初代国王ヴィットリオ・エマヌエーレ二世の息子であるエマヌエーレ・アルベルト・ディ・ミラフィオーリ伯爵がセッラルンガ・ダルバ村にワイナリーを創設したことから始まります。彼の造るワインはまたたく間にヨーロッパ中で名声を博しましたが、後継者問題や世界恐慌が重なり、1930年に一度経営破綻を迎えます。その後、商標は別会社(現在のフォンタナフレッダ社)へと移り、ブランド名は一時歴史の表舞台から姿を消していました。

 しかし2009年、約80年の時を経て伝説の商標が買い戻され、ミラフィオーレは見事な復活を遂げました。復活後の同社が貫くのは、19世紀創業当時の哲学です。バリック(小樽)は一切使用せず、20〜140hlの中樽・大樽による伝統的な醸造を徹底。さらに、歴史的な「王のセラー」をそのまま使用し、150年以上の歴史が刻まれた空間で、ピエモンテのクラシックな美を追求し続けています。


偉大な特級畑「ラッツァリート(Lazzarito)」とは?

 セッラルンガ・ダルバ村にあるガブッティやパラファーダと同様に、ラッツァリートはレナート・ラッティの地図で最初に挙げられる格付けクリュの一つであり、3つの中では生産者の数が多いこともあり、長年にわたって間違いなく最も知名度が高く、高い評価を得てきました。


 標高350〜400m、泥灰土や石灰質を豊富に含む南〜南西向きのこの畑から生まれるバローロは、華やかさや繊細さ以上に、圧倒的な「重量感」と強固な骨格(ストラクチャー)を備えているのが特徴です。グラスの中で時間をかけて開かせることで、真のポテンシャルとクラシックな美貌が姿を現します。


 世紀のグレートヴィンテージと称される2016年産の最高峰バローロです。緻密で密に編み込まれたようなタンニンが、熟したプラム、ミント、シナモン、タバコなどの豪華なブーケと一体になり、圧倒的な気品を放ちます。20〜30日間に及ぶ丁寧なマセラシオンと大樽での2年以上の熟成、そして十分な瓶内静置を経て、木質感を排したブドウ本来の旨味が洗練された姿で表現されています。しっかりとした肉料理や熟成チーズ、あるいは食後の至福のひとときにふさわしい、ポテンシャルの塊のような1本です。

希望小売価格26,628円(税込)→特別価格21,300円(税込)


 セッラルンガ・ダルバ村の自社畑(東・南東向き)のネッビオーロを使用し、伝統的な「サブマージド・キャップ(ネット等を用い、果皮を液中に沈める手法)」で1ヶ月近くじっくりと成分を抽出しました。東向き斜面ならではの美しい酸と力強い芳香が際立ち、ナツメグや乾燥タバコ、バラのドライフラワーのような甘美な香りが広がります。ベルベットのように滑らかなタンニンと、長く続くバルサミコ調の余韻は格別で、風味豊かなパスタや肉料理と素晴らしい相性を見せます。

希望小売価格8,822円(税込)→特別価格6,980円(税込)


今、味わうべき「時間」の価値

 バローロの2016年、そしてランゲ・ネッビオーロの2020年。どちらもピエモンテにとって気候に恵まれた「優良年」であり、リリースから年月を経てちょうど素晴らしい熟成の入り口に差し掛かっている「バックヴィンテージ」です。時の試練を経て角が取れ、テロワールの本質がより純粋に花開いたミラフィオーレのワイン。王のセラーの静寂と、名醸地セッラルンガの力強さが生み出した至高の味わいを、ぜひこの機会にご堪能ください!


 
 
 

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