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夏にぴったり!軽やかな飲み心地のメンティのナチュラルワイン3選✨

  • 執筆者の写真: ラ・カンティネッタ多摩川 店主
    ラ・カンティネッタ多摩川 店主
  • 7月10日
  • 読了時間: 3分

厳しい暑さが続くこの時期にぜひおすすめしたいのが、イタリア・ヴェネト州の造り手「メンティ」が手がけるアルコール度数控えめのワインです🥂今回は、それぞれの個性が光る3種類のワインをご紹介します。いずれもアルコール度数が10%〜12.5%と低めなので、今の季節にグラスが進むこと間違いなしです!


メンティ家が代々大切にしてきた日当たりの良い斜面にある畑で育ったガルガネガ100%の白ワインです。透明感のある伸びやかな酸と、じんわりと広がる旨みが特徴で、一口飲むごとにその味わいの深さに魅了されます。まるで畑を見守り続けた女性「アルシーリア」の温かさを感じるような、優しくも味わい深い一本。


SO2無添加で、陰干ししたブドウの果汁で瓶内二次発酵を行うというこだわりから生まれた、口当たりなめらかなスパークリングワインです。デゴルジュマン(澱引き)をしていないため、グラスの底に澱が沈んでいますが、あえて澱を絡めて飲むことで、より一層「楽しい(Divertente)」味わいが広がります。かつて森林だった土地を開拓してできた「ロンカイエ」の畑のように、自然の恵みを存分に感じられる、生命力あふれるスパークリングです。


2010年に初めて醸造された、ガルガネガ100%のオレンジワインです。ステンレスタンクまたはセメントタンクで丁寧にマセレーション(醸し)を行い、2年間熟成させることで、複雑ながらも優しい口当たりに仕上がっています(2019年からは一部大樽熟成も採用)。試行錯誤を重ねて生み出されたこのワインは、メンティのワイン造りへの情熱が詰まった、奥深くもどこかホッとするような味わいです。


生産者「メンティ」について

「メンティ」は、イタリアのナチュラルワイン界で今最も注目されている造り手、ステーファノ・メンティ氏が率いるワイナリーです。1600年代から続く石造りの農家で、建物自体が今も息づいているかのような歴史を感じさせます。2001年からビオロジック(有機栽培)に転換し、2010年からはビオディナミ(自然のリズムに合わせた栽培)を導入。畑には鷹や鷲、ウサギなどが姿を見せるほど、自然との共生を大切にしています。


ステーファノ氏の信条は、ブドウの全房圧搾。ガルガネガ種にこだわり、白ワインを中心にオレンジワイン、そして澱引きをしない瓶内二次発酵のスパークリングワインなど、個性豊かで洗練されたナチュラルワインを生み出しています。彼のワインは、口当たりがなめらかで優しく温かい味わい、そして驚くほどクリアな仕上がりが特徴です。その質の高さから、イタリア本国でもリリースと同時に完売となるほどの人気を誇ります。


今年の夏は、メンティのワインで涼しく、そして心豊かなひとときを過ごしてみませんか⁉️

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