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『ラルコ』新ヴィンテージ入荷&原産地呼称のお話し🍷

  • 執筆者の写真: ラ・カンティネッタ多摩川 店主
    ラ・カンティネッタ多摩川 店主
  • 15 時間前
  • 読了時間: 2分

イタリア・ヴェネト州のトップ生産者、ラルコ(L'Arco)から待望の新ヴィンテージが到着しました✨

今回の入荷では、一部のワインのラベル表記に変更がございます。その背景にあるストーリーと共にご紹介します。


【現地の規定変更とラルコの選択】

2021年ヴィンテージより、現地の原産地呼称である「Rosso del Veronese(ロッソ・デル・ヴェロネーゼ)IGT」の規定が変更されたようです。


イタリア現地のメディア等の情報を参照すると、新しい規定では「アパッシメント(ブドウを陰干しする作業)」という表現の使用や、乾燥ブドウの使用比率について、従来よりも厳しい制約が設けられたとされています。これは、最高峰である「アマローネ」のブランドを保護することが主な目的だと言われています。


この変更を受け、ラルコのように「原産地呼称の枠組みの中で、アマローネに匹敵するような長期に渡る陰干し技術を用いてきた」生産者は、大きな選択を迫られたようです。

「規定に合わせて製法を変え、原産地呼称を守るか」

「製法を変えず、原産地呼称を捨てるか」


ルーカ・フェドリーゴが選んだのは、後者だったようです。彼は「パリオ」や「ルベオ」の品質を維持するため、2021年(ルベオは2020年)より特定の呼称(Rosso del Veronese IGT)を名乗らず、より自由度の高いカテゴリー(Vino Rosso=Vino da Tavola)でリリースすることを決意したと言われています。


【新ヴィンテージ・ラインナップ】

乾燥させないフレッシュなブドウから造られる、ラルコの基本。果実の透明感が際立ちます。


伝統的なリパッソ製法による、複雑で深みのある味わい。ラルコらしい気品あふれる一本。


呼称規定に縛られず、伝統の長期乾燥を贅沢に施したアマローネとヴァルポリチェッラのブレンド。ラルコ流アパッシメントの真骨頂。


カベルネ・フランを主体に乾燥技術を融合。今回の入荷で最も長い熟成を経ており、その深みは圧巻です。


ラベルに書かれた名称以上に、その一滴に込められた誠実さを感じていただけるはずです。

形式よりも本質を、原産地呼称よりも味を選んだラルコの最新章。ぜひ心ゆくまでお楽しみください。

 
 
 

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