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Dolcetto d'Alba DOC / Elio Altare

ドルチェット ダルバ DOC / エリオ アルターレ
【タイプ】赤ワイン

【ブドウ品種】ドルチェット

【ヴィンテージ】2023年

【ドルチェット、バルベーラ2023年ヴィンテージについて】ネッビオーロ同様に熱量を込めて栽培されるドルチェット、バルベーラ。「目指すのは、表情豊かで、ジューシーで、すぐに楽しめるようなワイン。だから、温暖なヴィンテージだからと言って、凝縮なワインだとは決めつけられない。」そう話すシルヴィア。実際に 2023 年は非常に乾燥していて暑いため、すべてのワインの生産が減った年。これまで直面した中で最も困難で、不均一で予測不可能だったそう。そんな年こそ、ひたすら畑で葡萄と向き合うのみ。畑では病気と戦い、収穫時は酸度やバランスを保つために収穫日を的確に見極め、最高の果実でワインを造るため選果は畑で行います。そうした献身的で卓越したチーム作業によって、アルターレのワインの不動の美味しさは成り立っているんです。簡単ではないことですが、ネッビオーロ以外の葡萄にもそれほどの愛情を注いでいるんです。

【産地】イタリア・ピエモンテ州

【容量】750ml

【店主コメント】青さがなく、チェリーのような風味がエリオのドルチェットの特徴。

【醸造方法等】ラ モッラ村のアルボリーナと反対側の北側斜面に植えられたドルチェットと、ドリアーニの樹齢20~40年の樹をアッサンブラージュ。早熟な品種なので糖度と酸度を見ながら完璧な時期に収穫することが大切。2~3日のマセラシオンで水平型ステンレスタンクで発酵。熟成もステンレスタンクのみで10ヶ月間。

【生産者】エリオ アルターレ

【生産者について】「エリオ」が成し遂げたのは「バローロ」のモダン化ではない。廃れていたランゲの復興だった。転換点は1976年のブルゴーニュ視察。葡萄の質を 高め、ボトリングまで行うことで仲買人による葡萄買取りシステムから脱却できることを学んだ。『当時は誰も導入していなかったグリーンハーヴェストや摘芯を導入したのもエリオだった』収量を一般的な造り手の半分以下まで落とすことで葡萄の質を高めていった。当時の他の造り手には葡萄を切り落とす行為は受入れ難いものだった。 更に反対する父親の前で大樽をチェンソーで切り刻み、バリックを導入した。『エリオは清潔でなかった大樽を捨てた。酸素コンタクトによってリリース当初から美味しいバローロを造りたいという強い信念があった。これが原因で父親とは死ぬまで仲直りできなかった』エリオの名刺にはVITICOLTORE(農民)と記されている。モダンというイメージだが、1979年より除草剤や殺虫剤、化学肥料は使っていない。『摘芯もカッターではなくハサミで切る。手で切ることで切り口が広がらない。切り口から病気になるので最小であるべき。昔、農民は皆知っていた』当時としては短期間マセラシオンやバリックの導入は衝撃的だった。しかし、同時にエリオは農民のワインである事(自然な醸造)を重要視している。『例えば酵母。自然派生産者も培養酵母を使用していることが多いが、エリオは自然酵母のみ』発酵をスムーズに始める為に早めに収穫した葡萄の果皮に付着した自然酵母を培養し、各キュヴェの発酵のスターターに使用している。酸化防止剤もビオロジックの規定より圧倒的に少ない。大きな特徴が超短期間のマセラシオン。「カヴァロット」の30日に対して彼等は4 日間。『ロータリーファーメンターの目的は強い抽出ではない。15分に1回程度ゆっくり回転させることで果帽が常時ワインに浸かっている状態にすること』早く回転させれば強い抽出が可能だが、ゆっくり回転させている。 強い抽出ではなく、果帽を常に浸けておくことが目的。 質の高いタンニンだけを取り出す。『4日のマセラシオンでもアルコール発酵がスムーズに進めばアルコールが媒介となってアントシアニン等も早く安定する』早い回転で抽出しなくてもアルコールがスムーズに生成されればアルコールが媒介となって色素は安定する。マセラシオンが短くても色合いは十分。

2023 ドルチェット ダルバ DOC / エリオ アルターレ

¥4,400価格
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