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Marche Bianco IGT "Garbi" / Boccadigabbia

マルケ ビアンコ IGT “ガルビ” / ボッカディガッビア

【タイプ】白ワイン
【ブドウ品種】ソーヴィニョン60%、ヴェルディッキオ40%
【ヴィンテージ】2022年
【産地】イタリア・マルケ州
【容量】750ml
【コメント】酸味とミネラルのフレッシュさを存分に感じさせてくれるワインで、香りも十分にあるので、しっかりと冷やして飲みたいワイン。ガルビとはアドリア海に吹く風をのことで、この地域の伝統的な漁船である「レンチェッテ」の帆が風を受け、膨らんでいる様子がエチケットに描かれている。
【醸造方法等】ソフトプレスし、それぞれの品種のアロマを高めるために、温度管理されたステンレスタンクで約12日間発酵。発酵終了後ブレンドし、できたワインを春先に瓶詰め。

【生産者】ボッカディガッビア

【生産者について】どこからどう見ても極小のワイナリー、ボッカディガッビアは、様々な意味でマルケ州でもっとも興味深いワイナリーのひとつである。1950年までワイナリーを所有していたのは、かのナポレオン直系の子孫、ルイージ ジローラモ ナポレオン ボナパルト公だった。実際19世紀初頭から、ナポレオン家による経営のもと、ボッカディガッビ アにはフランス品種が植えられていたのである。土地の人々が「ボルドー」、「フランチェージ」などと呼んでいた諸品種がそれだ。こうした遺産は、不幸にも競売にかけられ終焉するに至った皇帝領崩壊の際に、完全に失われてしまった。 こんなわけで、現在のオーナー、エルヴィディオ アレッサンドリが、ピノ ブラン、シャルドネ、ピノ グリ、 カベルネ ソーヴィニョンを、伝統的なサンジョヴェーゼとトレッビアーノと一緒に植えたのも、まったく道理にかなったことだ。クオリティの面だけでなく、歴史的にみても意味のある選択なのだ。 ボッカディガッビアが造るワインは、以下の通り。卓越した複雑さを持つカベルネ ソーヴィニョンのアクロンテを約800ケース、柔らかくフレッシュで早飲み型のロッソ ピチェーノDOCを5000ケース、ピノ グリ、ピノ ブラン、そしてピノ ノワールをブレンドした、深みのある独特の味わいのラ カステッレッタ350ケース、そしてイタリアでもベストに数えられる樽発酵のシャルドネ、モンタルペルティを 250ケース。 そして最後にガルビと呼ばれる、シャルドネとトレッビアーノをブレンドした素晴らしく新鮮なワイン。 エルヴィディオの手になるボッカディガッビアの再生は、ごく最近の出来事であるが、とても情熱的な取り組みである。ただクオリティのみを追求した証ともいえる、ブドウ畑とセラーでの彼の業績を、賞賛しないわけにはいかない。畑とセラー、そしてすべてのワインのなかに味わうことのできる卓越性と興奮に関しては、オーナーと献身的なワインメーカー、ファブリツィオ チュッフォリに敬意を表すべきだろう。

2022 マルケ ビアンコ IGT “ガルビ” / ボッカディガッビア

¥2,530価格
在庫なし
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