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Rosso di Montalcino DOC / Il Paradiso di Manfredi

ロッソ ディ モンタルチーノ DOC / イル パラディーゾ ディ マンフレディ

【タイプ】赤ワイン
【ブドウ品種】サンジョヴェーゼ グロッソ100%
【ヴィンテージ】2019年
【産地】イタリア・トスカーナ州
【容量】750ml
【店主コメント】
【醸造方法等】収穫は区画毎に熟度を見ながら収穫。通常の造り手よりも 1 週間程度遅いことが多い。ブドウが種まで熟した時がタイミング。醗酵は伝統的な20~50hl のセメントタンクで区画毎に行います。セメントタンクに手をあて温度が上がりすぎた時だけルモンタージュを行い温度を下げます。熟成は10年以上使用している古樽。ある程度ワインが安定してきたら全てをアッサンブラージュして、更に熟成を続けます。瓶詰め直前に極少量のSO2を添加しますが、発酵から熟成に至るまでは一切無添加。 収穫からボトリングまでポンプも使わずに重力だけでワインを移動させます。ボトリングも手作業で重力を利用して行われます。

【生産者】イル パラディーゾ ディ マンフレディ
【生産者について】世界的に人気が高まっている「ブルネッロ ディ モンタ ルチーノ」。130を超える生産者が存在します。「イル パラディソ ディ マンフレディ」はモンタルチーノの町の北東斜面に位置する年産750 ケース、家 族4人だけの小さな造り手です。

1950 年に先代がパラディソと呼ばれる畑を購入して、ブドウ栽培を開始しました。同じ畑、同じ家で今でもワ イン造りを続けています。彼らは1967年に10人の造り手と共にモンタルチーノ協会を設立。それ以降の50年間でモンタルチーノは変わりましたが、彼等は何も変わっていません。

畑の害虫対策はその害虫の天敵である益虫を畑に放 つことで対応。除草剤も防虫剤も使いません。ブドウの樹を支える支柱さえも木製です。猪や鹿対策は石鹸。石鹸をブドウの樹に吊るしておくと、 人間の匂いと勘違いして動物達は近寄りません。畑の表土には無数の穴。これは地中に巣を作る蜂の巣。除草剤や殺虫剤を使っている畑では生きることができない蜂が沢山生息しています。

樹齢は平均30年程度。表土付近は下草の根が多く、 水分の確保が困難なので地下 30mまで垂直に根を伸ばしています。『僕等のワインには海の香がある。根が昔海だった層まで根を伸ばしているから。自然と共存してきた古い葡萄樹の表現力は強い』2003年のような酷暑も彼等のワインは清涼感さえ感じさせました。ブドウの樹は地下深くの水分を手に入れ、焼けることなくその暑さを乗り越えることができました。

7 段の段々畑は石灰の強い白い土壌から粘土の強い赤い土壌まで様々。この様々な土壌の葡萄を全てアッサンブラージュしてワインにしています。彼等は基本的に 1 種類のワインしか造っていません。 熟成の過程で早目に開いている樽を「ロッソ ディ モ ンタルチーノ」としてリリースします。

2019 ロッソ ディ モンタルチーノ DOC / イル パラディーゾ ディ マンフレディ

¥8,140価格
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