Collio DOC Ribolla Gialla Riserva / Primosic
コッリオ DOC リボッラ ジアッラ リゼルヴァ / プリモシッチ
【タイプ】アンバー(オレンジワイン)【ブドウ品種】リボッラ ジアッラ100%
【ヴィンテージ】2016年
【産地】イタリア・フリウリ ヴェネツィア ジューリア州
【容量】750ml
【店主コメント】輝きのある黄金色に近いオレンジワイン。アカシアの花やオレンジピールの香り。オレンジピールのようなビターな印象とアプリコットのようなアフターフレーバー。
【醸造方法等】ブドウを収穫後、除梗して開放型オーク樽にて温度管理をせず4週間浸漬、主醗酵後、マロラクティック醗酵。オーク樽にて熟成 24カ月(550L、1700L、スラヴォニア産)。
【生産者】プリモシッチ
【生産者について】フリウリ州の東の産地、コッリオには約1300haの美しい畑が広がります。「コッリオ」は「丘」を意味しますがその名のとおり小高い丘が非常に多く、標高は高いところで280m程。平地であるゴリツィアの町から、車で20分ほど丘を登った場所にプリモシッチは位置しています。曲がりくねった山道の途中にあるワイナリーで、目の前には隣国、スロベニアが広がっています。丘陵地のため段々畑が多いコッリオですが、このエリアには特徴的なPonca(ポンカ)と呼ばれる幾層にも重なった、沖積土壌が多く見受けられます。泥灰土と砂石が混じっていますが鉄分や石灰を含んでいます。手で触るともろく砕けてしまうほど柔らかな土壌は水はけが良く、地中深くまでしっかりと根が入るためブドウの生育に良い影響を与えています。
プリモシッチはコッリオで最も早く瓶詰めワインを造った生産者としても知られていています。ワイナリーには1967年に瓶詰めしたワインが今も残っています。当時、瓶詰めされたワインはトカイ・フリウラーノ種から造られていて、トカイと呼ばれていました。ワインのボトルには、コッリオの生産者協会の証明書シールが貼られていますがビン詰めロットの番号をよく見ると「1番」になっています。今なお素晴らしいワインを造り続けるプリモシッチ。コッリオのワイン造りの原点はこの生産者にあったと言っても過言ではありません。(1990年代にEUがハンガリーにトカイの呼称を認めたため、現在のイタリアワインにはトカイと記載できませんが1967年当時のワインにはトカイと書かれています。)
イタリアで最も権威のあるワインガイド、ガンベロロッソでプリモシッのオレンジワイン、リボッラ・ディ・オスラヴィアは最高評価、トレ・ビッキエーリを過去に獲得しています。さらに、フラッグシップワインの一つ、クリン 2010はワイン・アドヴォケイト誌でも92+点を取るなど高い注目を集めています。ただ、注目されているのは高いワインだけではありません。ガンベロロッソが2000本以上のイタリアワインの中から選び抜かれた、お買い得なワインを紹介する「ベーレベーネ誌2017」で彼らの作るコッリオ ソーヴィニヨン・ブラン2015はイタリア最高の白ワイン、オスカー・ナツィオナーレにも選ばれています。
2016 コッリオ DOC リボッラ ジアッラ リゼルヴァ / プリモシッチ
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