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執筆者の写真ラ・カンティネッタ多摩川 店主

 『ジャコモコ コンテルノ』入荷✨

この度、株式会社 稲垣商店様と取引を開始させて頂きました。

今回入荷の『ジャコモ コンテルノ』を始め、『ジョヴァンニ カノーニカ』、

『リヴェッラ セラフィーノ』と入荷が続きますので、お楽しみに✨

 

 『ジャコモコ コンテルノ』

 

2004年に74歳で亡くなったジョヴァンニ コンテルノ。伝統派バローロの代表格であり、またバローロの象徴のような人でした。現在、彼のワイン造りは息子のロベルト コンテルノに引き継がれています。 1900年代初頭、ジョヴァンニ コンテルノが、サン ジュゼッペ村に居酒屋を開業。ジャコモ コンテルノの歴史は、この居酒屋で提供するワインを造る事から始まります。1920年、初代ジャコモが、より良いワインを造る為にカンティーナ、ジャコモ コンテルノをモンフォルテ ダルバに設立。初めてボトリングまで行うようになります。

 

 第1次世界大戦から戻ったジャコモは今までとは違う、熟成できる偉大なバローロを造るべく動き出します。1924年にはバローロ モンフォルティーノが初めて造られ、周囲の造り手達を驚かせました。 ジャコモの2人の息子、ジョヴァンニとアルドはカンティーナで父と共に働きますが、アルドは、より現代的な醸造での次世代のワイン造りを目指し、アルド コンテルノを設立。違う道を進む事を選び、ジョヴァンニがジャコモ コンテルノ当主となります。 1950年代、ジョヴァンニはバローロの常識だった買い葡萄制度を止め、葡萄栽培までを自社で行うように。1974年にはセッラルンガ ダルバのカッシーナ フランチャに14haの自社畑を購入。 1978年のバローロはカッシーナ フランチャの葡萄を使って造られました。直ぐに素晴らしい品質で皆を驚かせたので 1979年からは畑名、カッシーナ フランチャをラベルに表記するようになります。

 

 2004年にはロベルトが当主となり、更に変革を進めていきます。2008年にはセッラルンガ ダルバ北部のチェレッタを3ha取得。更に、2015年には、南部のアリオーネの最良区画をジジ ロッソから9ha購入し、3つのクリュが揃います。 ロベルトの仕事は緻密で厳格。非常に気難しく、正確な仕事が求められます。醸造面では父親と共に長く働いた事もあり、何も変えていませんが、スラヴォニア大樽に加えてオーストリアのストッキンガー大樽が導入されています。

 

 

 

 

各1本ずつの入荷となっております。


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